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1

石黒隆康

小野育代

2

3

根來宏典

4

半田雅俊

5

古川泰司

6

松澤静男

7

松原正明

KINOIESEVENの家づくりって?

小野育代 (オノイクヨ) / 小野育代建築設計事務所

●住宅の設計で大切にしていること

季節の変化や木々の成長など、日々のちょっとした変化に心を動かされるシーンがある、そんな家風景を提案したいと考えています。なんとなく座りたくなる場所(段差)、窓辺のベンチ、落ち着いて本が読めそうなデスクスペース、そういった住まいづくりの家具(しつらえ)を具体的に提案します。

​ホームページ:小野育代建築設計事務所

ブログ:ひとことブログ

※写真をクリックすると拡大表示でご覧いただけます。

鎌倉の家

小野育代ー鎌倉の家
小野育代ー鎌倉の家
小野育代ー鎌倉の家

緑豊かで閑静な、住宅地に建つ家です。坂の途中に位置しており、山から吹き降りる心地よい風が家の中に入ってきます。獣医であるご夫婦と小さい娘さん、複数の小鳥と犬との暮らし。家の中でも、オープンな「晴れ」のスペースを1階に、生活感のある寝室・浴室などを2階に配置しました。1階は間仕切りが少ないですが、柱が場所性に一役かっています。2階は垂木掛けの構造を現しにし、カジュアルな仕上げとしていますが、斜め天井なのでスペースによって天井高さが異なり、空間に変化があります。シンプルな仕上げ同士の、意外と難しい取り合い部分を、丁寧に仕上げてもらいました。

ノキニワの家

小野育代ーノキニワの家
小野育代ーノキニワの家
小野育代ーノキニワの家
小野育代ーノキニワの家

元は1つの敷地であったお母様の家(母屋)の裏庭に、ゆるやかな階段状の通路をつくって建てた家です。道路から見える2階テラスと、その下の玄関ポーチが外観の特徴です。玄関ポーチは母屋の勝手口正面にあり、コミュニケーションの場としています。2階LDK+畳スペースは、南にある大窓を開け放すと軒の深いテラスと内外一体になります。他の窓も、借景で隣地の緑が見えたり、天気のいい日、西の窓からは富士山が見えます。2階は間接照明になっており、斜め天井を照らし全般照明としていますが、調光することで雰囲気を変えることができます。

散風居(さんふうきょ)〜気ままに生活を楽しむ家

小野育代ー散風居
小野育代ー散風居
小野育代ー散風居

定年を迎えられたご夫婦の、第2の人生を送るための家です。これまで仕事で忙しく過ごしていた生活から、自由気ままに、生活を心から楽しみたい、そのための場所づくりです。生活イメージは「晴耕雨読」、晴れた日は畑仕事、庭仕事、雨の日は読書や映画鑑賞、工作などの趣味の時間に当てる生活です。寝室やリビングダイニングの他に、書斎と工房、そしてバルコニーの代わりにサンルームを作りました。書斎には3000冊分の本棚と、ゆったり読書ができる造付けソファがあります。また窓を開け放して入浴できるように、周囲の視線を遮った、1.5畳ほどのバスコートを設けました。

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