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四季折々

平安神宮の『神苑』は、明治28年、小川治兵衛の作庭によるもの。社殿を取り囲むように南・西・中・東のエリアがあります。まず南神苑では「枝垂桜」の樹々の風景が広がっており、花見シーズンに訪れたい。西神苑は百虎池に咲く「花菖蒲」で、初夏に訪れたい。中神苑は蒼龍池の「カキツバタ」で、ちょうど紫色の可愛らしい花が咲き誇っていました。池に据えられた沢飛石「臥龍橋」は、龍の姿を表現しており、三条大橋と五条大橋の橋脚の古石材を再利用したもの。渡るのが童心にかえり楽しい。最後は栖鳳池にかかる「泰平閣」に腰を掛け、涼みながら心を癒します。京都御所からの移築だそうです。秋になると、見事な紅葉風景が広がっていることでしょう。草花による季節の移ろいを感じる庭園で、シーズン毎に訪れたいところです。


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