住宅には必ず洗濯干し場所が必要です。中にはすべて洗濯物は乾燥機で乾かすという、そういう方もいるかも知れませんが、多くの人にとって洗濯物を干すということはとても大切な生活の一部です。 そして、洗濯物は南の日当たりの良いところに干したい、でも、南側の窓から干している洗濯物が見えたらせっかくの木の家も台無しです。洗濯物干場は、地味ではありますが住宅の設計者の腕の見せどころの一つでもあるのです。 松原正明さんの「奥路地の木の家」はその点を上手に解決していました。
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この場所、どこだかわかりますか?リビングの南側を全面開口にせずに、必要十分、なおかつ外の緑を楽しめる位置に窓をきっちりと定めてできた壁の裏側なのです。 リビングに居るときには気が付かない、そして南の光がさんさんと当たる場所。
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キッチンの並びのユーティリティとなる、室内側から、先程の写真と反対側から撮った写真です。
![](https://static.wixstatic.com/media/3324b9_d9d326bd55d04a89aee984e25864f437~mv2_d_3000_2000_s_2.jpg/v1/fill/w_980,h_653,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/3324b9_d9d326bd55d04a89aee984e25864f437~mv2_d_3000_2000_s_2.jpg)
小さなベランダのようなルーフデッキのような洗濯物干し場。そこはリビングの窓につながっています。 (設計: 木々設計室・松原正明/レポート:アトリエフルカワ・古川泰司)
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