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Webマガジン「木の家に会いにいこう」
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飛脚
京都祇園のど真ん中にある佐川急便さん。京町家の佇まい。佐川急便さんは昭和32年、京都にて創業したそうで「京のおもてなしの心」を大切にしたサービスを行っているとのこと。 飛脚という言葉をはじめて知りました。信書や金銭、為替、貨物などを輸送する職業またはその職に従事する人の...


高瀬川
1614年、3年の歳月をかけて作られた京都・高瀬川。その目的は物資の輸送のため。大坂から伏見港に入り、この運河を使って御所や二条城に届けられた水運。一日に170隻もの舟が行き交うこともあったそうです。川幅が狭く、荷物の揚げ降ろしの場所が必要ということで設けられたのが船入(舟...


高台寺
京都東山・八坂さんの奥にある高台寺。秀吉の没後、その菩提を弔うために夫人・ねねが開創したお寺。ねねの道から上がる緩やかな階段が美しい。小堀遠州の庭園も見どころなのですが、竜が昇天するがごとく掛けられた臥龍廊のダイナミックさは見ごたえあり。利休好みといわれる二つの茶室がありま...


大塀造の京町家
京都御所の南、閑静な住宅街にある大塀造の京町家。大正15(1926)年の建築。門をくぐると、脇には供待や雪隠を設え、前庭を露地に見立てた数寄屋の意匠。モダンな切石の延段に歩を進めると、その先には玄関を兼ねた四畳半の茶室がお出迎え。坪庭を挟み、奥座敷は書院造。雪見障子越しに奥...


旧新島邸
同志社の創立者である新島襄とその妻・八重の私邸。1878年に竣工。設計者、施工者ともに不明。外観は洋風なコロニアル様式、工法としては日本的な真壁造り。東、南、西の三面にバルコニーが回り、開口部には木製鎧戸、その上部には障子欄間が付いております。セントラル・ヒーティング、床の...


山科さんぽ
季節の変わり目。暖かくなったり、寒さ戻ったり。先週の土曜日は気温が上がり、上着が必要ない暖かさでしたね。 京都山科を散歩してきました。南山城、大和、近江につながる交通の要衝として歴史ある町。また琵琶湖から引き込まれた疎水が地上に露われるエリアで、4キロほどの遊歩道になってい...


心の拠り所
大阪市大正区にて、[アトリエ+店舗+住居]一体型シェアアトリエ『ヨリドコ大正メイキン』と、[福祉×アート×小商い]多世帯が交流する地域の相互扶助コミュニティ長屋 『ヨリドコ大正るつぼん』の2棟を見学。築65年、当時は文化住宅と呼ばれた長屋のリノベーション。前者は世界に発信...


京都・鷹が峯の麓
【光悦寺】 江戸時代初期、本阿弥光悦が家康から与えられた土地で、当時の文化人や芸術家を集めた芸術村。寺院となったのは光悦翁が亡くなった後のことだそうで、境内にはお墓があります。光悦寺といえば、モミジで覆われたアプローチが有名。冬景色は、、、と思いつつ足を運んだのですが、開け...


【リノベでかなえる素敵な暮らし】
KINOIESEVENの有志と地域密着の工務店@タカキホームでイベントを開催します。 今回のテーマは「リノベで かなえる 素敵な暮らし〜新築とリノベ、あなたならどっち〜」です。 参加する建築家は、マツザワ設計 松澤静男 、築紡 根來宏典 、小野育代建築設計事務所 小野育代...


木の家を楽しむ-blog 5
木の家を楽しむが発売されて2年が経ちます。今年はブログで「木の家を楽しむ」の7軒の家を少しずつご紹介しようと思います。 本も発売中です。amazon No.5 リゾート感ある軒の深い平屋 多彩な趣味が棚を彩る ○寺院建築やリゾートホテル、多様なイメージが融合...


収納を暮らしの動線から考える(動画ミニセミナー根來)
「収納を暮らしの動線から考える」7分32秒 説明文:収納を、ウォークインではなく、スルーにする。 室単位がウォークスルーで繋がっていれば、 家全体に回遊性が生まれ、機能的に家事が行え、暮らしが楽しくなりますよね。 そんな住まいの設計ポイントをお伝えします。 築紡 根來 宏典


木製建具
建具を木製で作りたい人も多いかと思います。アルミサッシの感覚ですと、少し値段が張るように思われる方が多いかもしれませんね。また都心ですと、防火の関係で諦めている方も多いかと思います。こちらの住宅も防火性能が求められる地域ですが、プランニングのテクニック(延焼ラインをかわす)...


幸せが舞い込む木
【紡|紀州のセミコートハウス】の広間。12枚の琉球畳が敷かれ、中央の2枚を剥して座卓を置くと、掘りごたつになります。 座卓は、重厚感ある耳付トチノキ。工事期間中に慌てて探すのではなく、建主さんが気に入った板を見つかるのを待って手に入れたもの。トチノキは、葉や実が多く付くこと...


古びたキッチン
【土間の広がる家】のキッチン。奥さまより「キッチンの面材は、古びた感じで」という要望。古びた、ダメージ、アンティーク、ヴィンテージ、、、その表現で受け取り方は様々ですが、素材感を大切にしたキッチンを目指しました。 素材は道産ナラ15mmのフローリングを、わざと傷つけ、雨曝し...


キッチンの佇まい
玄関を入って正面にキッチンがある佇まい。火気使用室に内装制限のかかる住宅です。キッチンだけでなく、ダイニングやリビング、吹抜などもワンルームとして繋がっていれば、全て火気使用室として扱われます。つまり、それと繋がる空間の内装には木部を現すことができません。でも、こちらの住宅...


数寄屋素材を現代の住まいに
数寄屋とは茶室のこと。日本が育んできた文化は、現代住宅でも受け継ぎたいものですね。とはいえ、本格的な茶室をこしらえるわけではありません。その伝統的意匠を活かし、モダンに仕立てることをテーマとした事例を紹介します。 キッチンから小上がりの和室を見た様子。障子の桟は、デザイン組...


焼杉と勝手口とモミジ
焼杉の外壁が印象的な佇まい。木肌色の建具は、キッチン脇に設けた勝手口。駐車場に車を停めて、重い買い物を外から放りこめるように。また宅急便で届く重たい荷物は、こちらからでも受け取れるようにと奥さまの要望。つまり全体の配置計画として、勝手口が道路に面した目立つ位置にあります。勝...


在来浴室とユニットバスのあいだ
在来工法の浴室、メーカー品のユニットバス、それぞれに一長一短があり、悩まれる方も多いかと思います。今日は、その中間と言いましょうか、ハーフユニットバスのお話をしてみようと思います。 腰下がユニットバス、腰上は在来で自由に作れるという浴室。防水工事が要らないので、施工性が優れ...


時を刻む古建具
小野育代さんが手掛けた『時を編む住まい(マンションリノベーション)』。白いフレームにアンティークガラスの扉、オーナーの以前の住まいにあった建具だそうです。60年前に作られたものらしく、暮らしの変遷とともに、60年、20年、そして現在へと時を刻むもの。最も出入りの多い玄関ギャ...


良いとこ取りの畳ベット
寝る時は、ベッド派?タタミ派?もちろんそれぞれに良さがありますね。床の硬さは個人の好みでしょうが、畳は通気性があり、香りが良いのも特徴。ベッドは寝起きのしやすさ、また老後のことを考えると介護のしやすさといったこともメリットになろうかと思います。その両方の良いとこ取りをしたの...
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