道路側に窓を設けるとき、通りを歩く人の視線が気になります。
でも、光は採れいれたい。
根來さん設計の筑波の家は、中庭に向けて開放的になっており、
通り沿いは写真のような少し高めの窓が設けられていました。
少し高めの窓は、道路からの視線を遮りながらも、内部に光を供給してくれます。
個室にある少し高めの窓には、
木格子が設置されていて、光がとてもきれいに差し込んでいました。
高窓からの日差しは、朝から夕方、春夏秋冬、
時間毎に違った表情を見せてくれます。
暮らしながら、家の変化を探すのも楽しいものです。
筑波の家/設計 根來宏典
文 松澤静男
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