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モクコレ2018

更新日:2018年9月30日



先日、東京ビックサイト(国際展示場)にて、WOODコレクション(通称:モクコレ)2018が開催されました。


日本各地と東京都が連携した木材製品展示会。東京都主催、33の連携道府県、324の木材関係事業者・団体が出展しあう一大イベントとなっています。全国最大の木材消費地である東京を水下とするならば、木材の供給元となる林産地は水上。その水上と水下とを繋ぐ「ALL JAPAN & TOKYOプロジェクト」の一環なのだそうです。モクコレの公式サイトは、コチラ≫


小池百合子都知事はじめ、木材業界関係の代表各位によるテープカットならぬ「ウッドカット」、ノコギリを持って、丸太をカットします。盛大に幕を開けました。

今回、和歌山県の伸栄木材さんより、我々KINOIESEVENが展示ブースのプロデュースを依頼されました。伸栄さんは、製材屋さん。扱う商材は、柱や梁。この展示会場で、柱や梁を展示しても埋もれちゃうよね、、、ということで、KINOIESEVENとコラボレートしている「ふるさとの木で木の家を建てよう!プロジェクト」を紹介することに。プロジェクトの紹介は、コチラ≫


来場されるのは、一般の方々ではなく、木材関係同業者。そういった方々に何をお伝えするかがテーマに。良質な紀州材を首都圏に供給できる製材屋さん「伸栄木材」、それを活かす建築家「KINOIESEVENの8人」という体制が既に整っています。あと増やしたいのは、それに共感する流通関係者さん、プレカット屋さん、工務店さん。この増やしたい業種さんとのマッチングが、今回の課題と位置付けて企画させていただきました。


山の木が家に使われるまでには、山の木を育てる人、製材する人、木材を流通させる人、家を設計する人、家を建てる人というように多くの人が関わっています。いい木の家を建てるためには、山から里へとつながる​信頼できるチームが必要です。


KINOIESEVENでは、より質の高い木の家を建てたいという想いから、木の流通を見直して、技術や品質に高い定評のある事業者と連携を取り合っています。水上から水下へと繋がる、昔ながらの信頼できる木のネットワークの現代版。しかもそのすべてを家の設計者である建築家が把握して家づくりを進めている、珍しいプロジェクトチームだと思っております。


文:根來宏典

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