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【3階建てと木の表現】

9月からKINOIESEVENのメンバーがなんとなく1週間に1回はブログを更新するようになっています。


たまに、こちらのページを覗いて頂くと面白い事が書いてあるかもしれません。

今週は私、BUILTLOGICの石黒が担当します。


木造3階建の建物とか、不燃化推進事業のエリアになっていたりすると「準耐火」という仕様が求められます。


簡単に言ってしまうと「木の部分をプラスターボードで包みなさい」という法規です。

壁や天井に木を現すことが原則難しい法律です。


ただ、最近は様々な方法で「木」を現すことが出来るようになり、KINOIESEVENのメンバーでは実践されている人もいます。(私はまだそこまで出来ていません)

こちらの住宅は、木造3階建ての狭小住宅です。

外から見ると木の表現はあまりしていませんが、窓と窓の間に不燃木材を貼って、ちょっとだけ雰囲気を出してみました。

内部はこんな感じです。

壁は左官材料とタイルで仕上げました。木を見せるデザインにはなっていません。


ただ、床は木の使用が可能です。この住宅は、杉の無垢材を採用しました。


木を全面的に表現することは難しいのですが、床と家具で木材を使うとこは許されているので、上手く材料をセレクトすることで、柔らかい「木と自然素材の雰囲気」を作る事は可能です。


BUILTLOGIC・石黒隆康

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