高齢者の小さな家

「小さな家」をテーマに展覧会を行います。


それに連動して、KINOIESEVENのメンバーが考える「小さな家」をブログで紹介していこう、、、という企画です。何をもって「小さな家」なのか、定義がないと難しいのですが。


私は、今年の2月に竣工した「小さな家」について書いてみたいと思います。

10年以上お世話になっている大工さんの実家になります。住むのは高齢のお義母さんですが、将来的には大工さんご夫婦が引き継いで暮らす事をイメージしています。

いずれにしても、住むのは一人、もしくは二人を想定した住まいになります。

設計に際してもらったリクエストは「室内の温度差が無いようにしたい」「スロープで玄関にアクセス出来るようにしたい」「暖かく、涼しい家にしたい」というものでした。


1階が17.5坪でお義母さんの生活はすべてクリアできます。建築基準法的には2階建てですが、2階はロフト的な扱いで全館空調の機械スペースと、来客時に布団が敷けるような場所になっています。見た目はほぼ平屋です。


ロフトに空調機を設置し、ダクトで床下や壁に空気を送ることで、全館空調としています。トイレや洗面室も寒さを感じない設計になっています。


玄関へのアクセスは階段とスロープを分離して、お義母さんにも便利、若者にも便利、見た目は普通、、、というユニバーサルデザインを目指しました。

寝室は、植栽と縦型ブラインドで緩やかに目隠しをしていますが、道路からは多少気配を感じる事ができます。なんとなく外部とつながることが出来ればと考えました。

玄関先に植栽スペースを設けています。

多少水遣りの手間が掛かりますが、生活は豊かになるのではないかな、、、、と思います。


このブログでは、全体と外部について紹介しました。


また、後半では室内の様子をレポートしてみたいと思います。



BUILTLOGIC・石黒隆康


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