高台寺
- 根來宏典
- 4月1日
- 読了時間: 1分

京都東山・八坂さんの奥にある高台寺。秀吉の没後、その菩提を弔うために夫人・ねねが開創したお寺。ねねの道から上がる緩やかな階段が美しい。小堀遠州の庭園も見どころなのですが、竜が昇天するがごとく掛けられた臥龍廊のダイナミックさは見ごたえあり。利休好みといわれる二つの茶室があります。竹が放射状に組まれた「傘亭」と、市内を眺望できる「時雨亭」は、建築的には一度は見ておくべきスポットなのです。



3月14日~5月6日の期間、夜の特別拝観が行われています。暗くなるとともに、明るい時間とは趣の異なる景色が浮かび上がってきます。傘亭や時雨亭は中には入れず、日中外から見ていても内部の魅力が分かりにくいのですが、ライトアップにより小屋組みなど内部の様子がはっきり見れて、建築的な学びも深まります。順路最後となる竹林は神秘的。

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