しっかりとしたつくりの木の家をリーズナブルに提供したいという思いから、工務店さんといっしょに考えてきたシリーズです。
福井県の中西木材の住宅建設部さんとの35坪モデル。東大和の住まいの三貴さんとの24坪モデル。そして、これからシリーズとして始める山洋工業さんとの20坪モデルの3つのモデルがあります。
どのモデルも考え方は一緒です。しっかりとした木の骨組みの「ベース」があって、そこに生活に必要な間仕切り壁や建具、家具を「トッピング」して家を完成させます。
「トッピング」はすでに用意させてもらったものを使ってもいいし、IKEAの家具をおいてもいい、あるいはフルオーダーで注文設計をしてもいい。しっかりとした「ベース」を「トッピング」でカスタマイズして好みの家に仕立てるのです。
一から始まる注文設計では、設計がまとまるまでに時間がかかります。時間がかかるということはコストに大きく跳ね返ってくる。「ベース」が決まっていれば工事の段取りも早くなり工期も短縮できる。工期の短縮はコストに大きく跳ね返ってきます。
写真は、その「みんなの木の家」の24坪モデル、住まいの三貴さんとやっているシリーズのモデルハウスの工事着手の時の看板です。みんなの木の家のコンセプトがよくわかる看板になっています。
アトリエフルカワ一級建築士事務所 古川泰司
(初出:2014年3月19日 キノイエセブンFacebookページ)
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