コロナ下での設計事務所


木の家を依頼している工務店から・・・業者から耐震診断で相談にのって欲しいと依頼

木の家の耐震診断は年に数軒さいたま市から依頼があって、行っていますが鉄骨造はどちらかというと構造事務所の仕事で、私がすることはあまりありませんが、先ずは心配なので見て欲しいと言われ、工事業者と一緒に現地視察。その前にもちろん構造事務所に事前相談をして、チェックする場所と対策をある程度想定して訪問しました。数年に一度くらいで鉄骨造やRC造の依頼はあるのですが、やはり専門は木の家なので、懐かしいやら新鮮・・・よりも期待に添えるかの心配がありますね。確認申請も検査済証も無いような建物なので、どこまで関わるのかが難しいのですが、世の中にはこのような建物が多いのも事実です。

今回はアドバイス程度しか出来ませんが、より安全な方向へ・・・

夏に引き渡した住宅地の中の大自然に囲まれた家

雨が多く、崖地での家は不安が多いと思いますが、幸いこの土地は盛り土ではなく、切土で擁壁を作っています。コストと意匠性、構造の安全性などを考慮して、様々な検討をした結果の擁壁と基礎の複合体です。この石は擁壁ではなく簡易な土留めです。植木屋さんで余った庭石を活用したものです。大きな石で土を支え、グランドカバーで雨などの被害を防いでいます。

危険な崖地・・・と片づけてしまうか?その中から魅力を掘り出して、安全は技術でカバーするか?設計者の判断に拠るところが大きくなると思います。安全策は2重3重に・・・は当たり前ですが、なかなか得られない自然の魅力を引き出せたと思います。

欠点と魅力・・・何だか木と通じるものがありそうです。

        マツザワ設計 https://www.aa-mat.net/