長野の小淵沢で完成した「fujimi_House」は「ハーフビルド」でつくりました。
「ハーフビルド」とは、家をぜんぶ自分で作ろうという「セルフビルド」に対して、難しいところはプロにお任せして、やれること、やってみたいことだけを自分の手で作っちゃおうという家づくりです。
床のワックスがけから始まって、最近多いのは壁の漆喰塗りをやってみようという方。
そんな方々の中に混じって、fujimi_Houseの明石さんは、ちょっと違います。
屋根葺き工事、外壁工事もぜんぶ自分の手でやっちゃおうという強者。
寒い寒い小淵沢の冬の期間も、こつこつと外壁の杉板を張っておられました。
写真は、外壁が完成したということで現場を見せてもらった時の写真です。室内の骨組みは、まだ仕上がっていませんが、なかなかいい仕事をされています。
家づくりには、プロに任せるだけではなく様々はアプローチがあるんです。
古川泰司(アトリエフルカワ一級建築士事務所)
初出 2015年4月8日 キノイエセブンFacebookページ
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