シンプルなのに豊かな家シンプルなのに豊かな家〜横浜・野毛山の家〜 設計:石黒隆康・BUILTLOGIC 建築家の建てた住宅を、建築家がレポートする「木の家に会いにいこう」。家づくりの要と面白さをご紹介します。
12月9日(日)マンションリノベーションのススメ担当:石黒 隆康(BULTLOGIC) 都心で一戸建てを建てることが難しい時代になっています。 既製の生活ではなく、自分らしく素敵な生活をするために、中古マンションのリノベーションもひとつの選択肢になりそうです。私の自邸を紹介しながら中古案件の探し方とリノベーションの方法を...
階段と本棚の関係性小野さん設計、八王子の住宅は「はぐくみの家」という名前が付いているようです。この住宅でとても良いアイデアだと思ったのが、階段と本棚の関係性です。1階のLDKと階段は視覚的につながっていて、その階段の背景になるように壁面全体を利用して本棚が作られています。私などは階段は最小限...
プリミティブな家小野さん設計の住宅を訪ねたのは4月の半ば、大型連休の直前でした。新緑の少し手前、というタイミングでしょうか。それでも緑のパワーを感じ始める時期でした。今回の住宅は八王子ICからしばらく車を走らせ、住宅と畑が混在するような場所に建っていました。「ここにこんな建物が建っていると...
階段の造り方マツザワ設計・松澤さんの「上尾の家」の階段を作っている様子です。松澤さんの設計する階段は壁が薄く、歩く部分の幅が広いのが特徴です。廻り階段の場合は中央の壁に柱を立ててその上に仕上材を貼り付けて行くのが通常の作り方です。松澤さんの設計は中央の壁を無垢材(杉)で作り階段の板を差...
本当に木に囲まれた家マツザワ設計・松澤静男さんの設計は「とにかく本気で木を使う」ということでしょうか。KINOIESEVENのメンバーは、それぞれ木が好きで、いろんな使い方、アプローチで木を取り入れていますが、松澤さんは、本気度が違うような気がしています。...
中庭を見るなかなか見られない上からの中庭と、中庭から見た居間方向。上が和室、右の狭い屋根が廊下部分です。時間によって陽の入り方、影の出来方は違いますが、その時その時を楽しむ事が出来るように考えられているようです。中庭から見ると開放的な居間ですが、外部からは全く見えません。これだけ開放...
木に包まれて(木も適材適所)木を使うと言っても、選び方、使い方が大切です。これが絶対という事や、間違いという事は無くても、知って使うと良いことはたくさんあります。写真の中庭の床材は水に強い米杉(レッドシダー)に木材保護塗料を塗布。居間の床は椅子の暮らしに適した胡桃(広葉樹)のフローリング、構造材の梁や...
開放的に暮らせる中庭がある家春、関東に遅れて桜が咲く時期に、山梨県甲府市を訪れました。KINOIE SEVENのメンバー石黒さん設計の住宅です。シンプルでスッキリとした住宅をいつも設計している石黒さんですが、今回は比較的豪華でダイナミックな建物になっているようです。...