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Webマガジン「木の家に会いにいこう」
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階段と本棚の関係性
小野さん設計、八王子の住宅は「はぐくみの家」という名前が付いているようです。この住宅でとても良いアイデアだと思ったのが、階段と本棚の関係性です。1階のLDKと階段は視覚的につながっていて、その階段の背景になるように壁面全体を利用して本棚が作られています。私などは階段は最小限...


家具もその家にあったものを設計します
半田雅俊さん設計のS邸では居間のテーブルと椅子も半田さんが設計しています。 細い材を組み合わせた繊細な椅子は職人さんとのコラボレーションです。 オリジナルにデザインされた椅子やテーブルは空間の雰囲気を素敵にします。 大切に使われてきた家具たちはいい色になって味わいを増してい...


強烈な西日も改善!
半田雅俊さん設計のS邸は築23年のリフォームで西日対策をやっています。 西に向いた階段室に設けられた大開口は居間に明かりをたっぷりと取り込むために必要でしたが、お子さんたちが育った今となっては西日対策を考えたいということで、外付けのブラインドを付けることになりました。...


階段下のトイレに光を
半田雅俊さん設計のS邸のトイレは階段下にあります。 限られたスペースを有効に使う場合によくありがちなケースですが、窓が小さくなってしまいどうしても暗くなりがちです。 S邸では階段の蹴込み板の部分を透過性のある素材にすることで階段室の明かりをトイレに導いています。...


杉板に包まれ、ついつい長居を
古川さんが設計された鎌倉のK邸。整理整頓されたロフト(小屋裏収納)の様子です。 リビングに貼られた杉板天井が、大らかに繋がる空間。小屋裏収納は、天井高さが1.4m以下という規定がありますので、少し屈まないと歩けませんが、腰を下ろすと、その包まれ感が心地よい。...


光のお裾分け
木の魅力を惹き立てることが上手い古川さんの設計ですが、K邸では、その惹き立て役として光を活用されていました。 硝子の向こうは玄関、手前に中廊下と子供部屋といった間取りになっています。玄関と中廊下の仕切りは、ガラスが嵌め込まれた框引戸。玄関と子供部屋の仕切りは、ガラスが嵌め込...


〇〇と兼ねた収納のアイデア
コンパクトなプランの半田さん設計:M邸ですが、各所に使いやすい収納があります。工夫された収納の一部をご紹介します。まず、ベンチ下の引出しは、CDやDVDの収納場所です。ぴったりサイズで無駄なし。引出しもスムーズに動きます。...


光を採る
根來さん設計「気配り・木配りの家」は外部に向かって大きな窓はほとんど見当たりませんが、家の中に入ると大きな窓から光が降りてきます。一階の居間、食堂、台所、畳の間、二階の寝室は全てこの二階にある箱庭からの光でプライバシーを守りつつ安定した明るさを得ることができます。外から伺い...


階段の造り方
マツザワ設計・松澤さんの「上尾の家」の階段を作っている様子です。松澤さんの設計する階段は壁が薄く、歩く部分の幅が広いのが特徴です。廻り階段の場合は中央の壁に柱を立ててその上に仕上材を貼り付けて行くのが通常の作り方です。松澤さんの設計は中央の壁を無垢材(杉)で作り階段の板を差...


素朴な多機能門柱
古川さん設計のK邸。建主さんは、外壁に貼った板壁の色がシルバーグレイとなって、自然な風合いに落ち着くことを楽しみにしていたそうです。 さて、そんな外壁に合う門構えって、どんなのでしょうね? 古川さんが考えたのは、素朴な多機能門柱。道路との境界は塀で囲わず、オープンに。一本の...


手触りの良いパーツが家を住みやすく豊かにしている
細やかな工夫が随所に見られる半田さん設計のM邸。 例えばこの階段手すり。溝の所に親指が入り、上部は丸く削り出されて手のひらでつかみやすくなっています。無骨な手すり用の金物を使わずに「上から下まで途切れずに手すりを通す」ことを形状でデザインしてあります。...


中庭を見る
なかなか見られない上からの中庭と、中庭から見た居間方向。上が和室、右の狭い屋根が廊下部分です。時間によって陽の入り方、影の出来方は違いますが、その時その時を楽しむ事が出来るように考えられているようです。中庭から見ると開放的な居間ですが、外部からは全く見えません。これだけ開放...


木に包まれて(木も適材適所)
木を使うと言っても、選び方、使い方が大切です。これが絶対という事や、間違いという事は無くても、知って使うと良いことはたくさんあります。写真の中庭の床材は水に強い米杉(レッドシダー)に木材保護塗料を塗布。居間の床は椅子の暮らしに適した胡桃(広葉樹)のフローリング、構造材の梁や...


窓からの景色
店舗併用住宅 「うおはる」は小野育代設計、住宅地にある店舗併用住宅です。 敷地面積は、87.48㎡。恵まれた敷地条件とは言えませんが、窓からの景色はまるで郊外の林の中にいるよう。とっても落ち着きます。この敷地の建蔽率は、63.47%。建てられる面積はかなり限られていました。...


階段の引き戸
二階にリビングがあると階段とはオープンにしておきたくなりますね。一方、まだお子さんが小さいと転落が心配になることもあります。冷房時には、仕切りがないと冷たい空気が1階に降りてしまい、2階が冷えにくいことも起こります。松原さんの設計した階段の引き戸は、薄い壁がすっきり動く感じ...


「じんわりと暖かい心地よさ」のつくりかた
1台のエアコンだけで家全体をじんわりと暖める。 そんな設計アイデアです。 床下に入れたエアコンの空気を家中に循環させて家全体を暖める構造になっています。 じんわりとした暖かさが心地よく「エアコンだけでこんなに快適な暖かさになるのか」と驚きます。...


通り土間がみんなをつなぐ家
【通り土間のある平屋の家】設計:松原正明 寄せ棟屋根を架けた変形コの字型プランの平屋の家です。 四世代がお互い適度な距離を保ちつつ暮せるような家にしたい。 それが新しい家に望む建主さんのご要望でした。 適度な距離感を保つために中庭を囲んで各部屋を配置しました。...


木の風合いをいかして絶景を演出
麓には利根川が流れ、正面には前橋市のシンボル『赤城山』を望めるという、まさに絶景が楽しめるロケーションに建つ「対岳荘」。 この絶景をさらに絶景にしたい。そんな設計にトライしたのがこの家です。 まずフローリングの板にご注目を。...
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