時を刻む古建具小野育代さんが手掛けた『時を編む住まい(マンションリノベーション)』。白いフレームにアンティークガラスの扉、オーナーの以前の住まいにあった建具だそうです。60年前に作られたものらしく、暮らしの変遷とともに、60年、20年、そして現在へと時を刻むもの。最も出入りの多い玄関ギャ...
シンプルなのに豊かな家シンプルなのに豊かな家〜横浜・野毛山の家〜 設計:石黒隆康・BUILTLOGIC 建築家の建てた住宅を、建築家がレポートする「木の家に会いにいこう」。家づくりの要と面白さをご紹介します。
良いとこ取りの畳ベット寝る時は、ベッド派?タタミ派?もちろんそれぞれに良さがありますね。床の硬さは個人の好みでしょうが、畳は通気性があり、香りが良いのも特徴。ベッドは寝起きのしやすさ、また老後のことを考えると介護のしやすさといったこともメリットになろうかと思います。その両方の良いとこ取りをしたの...
荒々しさと上品さ、新旧混在小野育代さんが手掛けた『時を編む住まい』。基本的な灯りは、間接照明としています。黒い床、荒々しいコンクリートの躯体とは対照的に、天井自身が照明器具とも言える上品な設え。 天井から吊られた木枠の造作ライティングレール。上部にはラインライトを仕込み、白い天井をレフ板として空間全...
時を編む住まい/マンションリノベ小野育代さんが手掛けたマンションリノベーションを訪れてきました。 豊島区にある築20年のマンションの一室。広さは65㎡(20坪)。元はオーソドックスな3LDKの間取り。それをほぼスケルトンにし、書斎、書庫、ギャラリー、アトリエを満たしたご夫婦の住まい。...
6/15(土)完成見学会のお知らせ・マンションリノベーション築20年になるマンションの1室、20坪(65㎡)あまりの広さの中に、書斎、書庫、ギャラリー、アトリエを持つご夫婦お二人の住まいをつくりました。いわゆるスケルトンリフォームです。 この度、建主さんのご好意で見学会を開くことになりました。副都心線・雑司が谷駅から徒歩5分ほどのと...
階段と本棚の関係性小野さん設計、八王子の住宅は「はぐくみの家」という名前が付いているようです。この住宅でとても良いアイデアだと思ったのが、階段と本棚の関係性です。1階のLDKと階段は視覚的につながっていて、その階段の背景になるように壁面全体を利用して本棚が作られています。私などは階段は最小限...
プリミティブな家小野さん設計の住宅を訪ねたのは4月の半ば、大型連休の直前でした。新緑の少し手前、というタイミングでしょうか。それでも緑のパワーを感じ始める時期でした。今回の住宅は八王子ICからしばらく車を走らせ、住宅と畑が混在するような場所に建っていました。「ここにこんな建物が建っていると...
〇〇と兼ねた収納のアイデアコンパクトなプランの半田さん設計:M邸ですが、各所に使いやすい収納があります。工夫された収納の一部をご紹介します。まず、ベンチ下の引出しは、CDやDVDの収納場所です。ぴったりサイズで無駄なし。引出しもスムーズに動きます。...