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Webマガジン「木の家に会いにいこう」
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荒々しさと上品さ、新旧混在
小野育代さんが手掛けた『時を編む住まい』。基本的な灯りは、間接照明としています。黒い床、荒々しいコンクリートの躯体とは対照的に、天井自身が照明器具とも言える上品な設え。 天井から吊られた木枠の造作ライティングレール。上部にはラインライトを仕込み、白い天井をレフ板として空間全...


時を編む住まい/マンションリノベ
小野育代さんが手掛けたマンションリノベーションを訪れてきました。 豊島区にある築20年のマンションの一室。広さは65㎡(20坪)。元はオーソドックスな3LDKの間取り。それをほぼスケルトンにし、書斎、書庫、ギャラリー、アトリエを満たしたご夫婦の住まい。...


8/3(土)紀州の家オープンハウスのお知らせ
雨の日が続いていますね。工事も佳境に入った『紀州の家』。雨の日こそ、魅力を増す建築を目指して設計した住まいです。このたび建主さんのご厚意により、オープンハウスを開催させていただくことになりました。ご案内させていただきます。...


ちょっとした穴倉空間のよう
根來さん設計の筑波の家にある小上がり。 一段上がった畳の部屋(小上り)は生活の中で様々な変化を味あわせてくれます。 茶の間であったり、客間であったり、家事室であったり・・・ この足を下ろせる堀炬燵のような書斎スペースは、...


少し高めに設けられた窓
道路側に窓を設けるとき、通りを歩く人の視線が気になります。 でも、光は採れいれたい。 根來さん設計の筑波の家は、中庭に向けて開放的になっており、 通り沿いは写真のような少し高めの窓が設けられていました。 少し高めの窓は、道路からの視線を遮りながらも、内部に光を供給してくれま...


栗の殴り仕上
昔は鉋(かんな)や電動工具も無く、 斧や鉈のような道具で木を加工していました。 技術が進み、超仕上げなどの機械で平らに仕上げる事は容易になりましたが、 何か手作り感が無く、味気なさを感じてしまいます。 根來さん設計の筑波の家では畳の周囲に栗の殴り仕上げが採用されています。...


大きな垂木
根來さん設計の筑波の家。 特徴のひとつ、屋根を支える傘の骨のような垂木。 垂木のサイズはいろいろありますが、 支える距離と見せ方で決められます。 垂木は通常、天井裏に隠れてしまう構造材なため、 45×40~105程度の木材が使用されます。...


家族の場を中心に。
秋晴れの日、筑波の根來さんの設計した家にお邪魔してきました。 根来さんの設計した家には最近何度かお邪魔していますが、ここ3軒ほどは、比較的広い敷地の平屋で、根來さんらしさが随所にあるなと感じる家ばかりでした。 根来さんの設計はダイナミックな空間と様々な素材の構成が特徴。...


震災、戦災に耐え抜いた木造3階建て
イカす木造建築の紹介。東京都文京区の根津には、下町の名残が色濃く残っていますね。こちらは『はん亭』。大正6年(1917)、総ケヤキで建てられた木造三階建て。 戦後、建築基準法の成立により一時は建てられることがなくなった木造三階建て。震災、戦災に耐え抜いたという意味でも貴重な...


杉板に包まれ、ついつい長居を
古川さんが設計された鎌倉のK邸。整理整頓されたロフト(小屋裏収納)の様子です。 リビングに貼られた杉板天井が、大らかに繋がる空間。小屋裏収納は、天井高さが1.4m以下という規定がありますので、少し屈まないと歩けませんが、腰を下ろすと、その包まれ感が心地よい。...


5月のTERAKOYA
月1回、市ヶ谷にある家づくりギャラリーにて『木の家のTERAKOYA』やってます。 木の家を建てたい。知りたい。学びたい。そんな人のための、 キノイエセブンの家づくり塾。ここ一年半ほど続けてまいりました。 5月20日(日)は、根來が講師を務めます。...


光のお裾分け
木の魅力を惹き立てることが上手い古川さんの設計ですが、K邸では、その惹き立て役として光を活用されていました。 硝子の向こうは玄関、手前に中廊下と子供部屋といった間取りになっています。玄関と中廊下の仕切りは、ガラスが嵌め込まれた框引戸。玄関と子供部屋の仕切りは、ガラスが嵌め込...


光を採る
根來さん設計「気配り・木配りの家」は外部に向かって大きな窓はほとんど見当たりませんが、家の中に入ると大きな窓から光が降りてきます。一階の居間、食堂、台所、畳の間、二階の寝室は全てこの二階にある箱庭からの光でプライバシーを守りつつ安定した明るさを得ることができます。外から伺い...


モクコレ2018
先日、東京ビックサイト(国際展示場)にて、WOODコレクション(通称:モクコレ)2018が開催されました。 日本各地と東京都が連携した木材製品展示会。東京都主催、33の連携道府県、324の木材関係事業者・団体が出展しあう一大イベントとなっています。全国最大の木材消費地である...


素朴な多機能門柱
古川さん設計のK邸。建主さんは、外壁に貼った板壁の色がシルバーグレイとなって、自然な風合いに落ち着くことを楽しみにしていたそうです。 さて、そんな外壁に合う門構えって、どんなのでしょうね? 古川さんが考えたのは、素朴な多機能門柱。道路との境界は塀で囲わず、オープンに。一本の...


シルバーグレイに輝く木の外壁の家
谷戸に位置する閑静な住宅地。土地購入の時点で古川さんに相談し、より風通しの良い区画を選ばれたそうです。訪れて最初に目にするのは、シルバーグレイに輝く木の外壁。厚さ15mmの信州産カラマツをドイツ下見貼り。築6年、当時は木肌の色だったのですが、このシルバーグレイになることを建...


気配り、木配りの家
暑い夏が一休みした雨模様の日、練馬にある根來さん設計の住宅を訪問しました。根來さんと言えば、セブンの中ではモダンでクールな住宅をつくる人、そのつもりで伺ったのですが意外や意外、気配りの行き届いた木の家がそこにありました。...


前川國男自邸
設計中の建主さんが「気になっている住宅があり、参考にできませんか?」と、、、 それが何と!前川國男自邸。前川國男(1905-1986)とは、ル・コルビュジェやアントニン・レーモンドの元で学び、日本の建築界をリードした人物です。その方の自邸を参考に、、、と言われると、私はテン...


木の風合いをいかして絶景を演出
麓には利根川が流れ、正面には前橋市のシンボル『赤城山』を望めるという、まさに絶景が楽しめるロケーションに建つ「対岳荘」。 この絶景をさらに絶景にしたい。そんな設計にトライしたのがこの家です。 まずフローリングの板にご注目を。...
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